十二国記から学べる話

2021年06月22日
聞かないから教えない


小野不由美さんの大人気小説、十二国記という本があります。ファンが多くて書店には平積みでズラリと並んでいます。内容は、中華系のファンタジーですが、人生について、十二国記には学べる深い話がちりばめられています。ある刊で、魔物と戦う2組の兵がでてきます。1人は、魔物の特性を良く心得ていてうまく、立ち回りますがもう1人は慣れておらず、危険な道を突き進みます。主人公は強い兵に、どうして魔物の特性を教えてあげないのかと聞きますが、兵は、聞かれていないから教える必要はない、と言い切ります。対して弱い兵も、自分の戦い方に固執し、教えを乞う必要はないとプライドを見せます。当然うまくいきません。命がけのシーンなのにと、主人公は呆れます。そして、私ならどうするか、と語ります。

私達の世界もこういう事ありませんか?成功した人はその方法を秘密にし、失敗続きの人も学ばず人に心よく教えてもらおうという謙虚さが足りません。小野不由美さんの人間観察はまさにそのとおりと言えるでしょう。
情報が価値のある時代です。人生はずっと勉強です。ぜひ、謙虚になり物事が上手くいくよう先人達に教えを乞うてみましょう。
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