私の出会った神様みたいな女性

とある国、海外へ行った時、底抜けに明るい女性を見たことがあります。その方はうまく回っている小さな会社の経営者で、同時に投資家でした。一緒の空間にいるだけでこちらも底抜けに楽しい気分になりました。自分がとてつもなく明るい人間になったかのように錯覚しました。その女性は、会社スタッフに時折手料理を振る舞います。顔が広いためお土産もしょっちゅう誰かからもらっています。日本にきたら、1.2を争うくらいに楽しげな人でした。彼女はスタッフを巻き込んで元気にします。会社は元気に回ります。私にも何故か大丈夫だ、と感じさせる根拠の全くない自信をくれました。人間は不思議です。雰囲気や空気感というのはもらうことができるんです。たとえ今貴方が不幸のどん底にいても、もしその女性と会ったならきっと何か希望が見えるはずです。神様は人に宿る、と思いました。つらい時ばかり神頼み、しがちですが、本物の神様はもしかしたら底抜けに明るい方かもしれません。